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2010年07月22日

近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町)

 こんにちは、農夫のホワイトです近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町)
 暑い日が続きますね 農作業も日中には出来ません。 朝早くか、夕方4時以降でなければ、体がもたない時期になりました。………ご覧のとおりですface10
 
 近畿地方の梅雨明けが発表されました 19日(海の日)に炎天下,愛車(自転車)にまたがり『伝統的建造物群保存地区の旅』をしようと手始めに近江八幡市へ向かいました。
 鬼瓦君みたいに愛妻のお伴は無く、娘にも無視されてのひとり旅です。kao03

 普段、車では通り過ぎてしまいますが、自転車ですと見るもの見るもの、つい立ち止まって見学することが多くなります。

 旧五個荘町から近江八幡へ向かう途中の旧安土町に入ったところで、前方に「近江の名園 教林坊」の看板がkao12

 近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町)
近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町)
   前から気にはなっていた看板でしたが、今日は、思い切って見学してみようと寄り道をしました。
   
   
近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町)
   行ってみてびっくりです、駐車場付近の案内看板に “小堀遠州作庭園”と記されていました
   かの有名な庭師さんが作られた庭園とは……… ますます、興味が湧いてきました
                                 
   近江の名園「教林坊」 名勝石の寺
    〇10月1日~12月10日まで毎日拝観可(紅葉の季節がいいようです)
      それ以外は土・日・祝日、1月1日~3日、ゴールデンウィーク中のみ可
    〇拝観料 大人 500円  小中学生 200円
      午前9時30分 ~ 午後4時30分まで
    

  開園少し前でしたので駐車場には関係者のものと思われる車以外、一台の車もなく、乗用車の駐車スペースの真ん中に愛車を止め、ふと見上げますと立派な山門が出迎えてくれました。                         
近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町)
    【小堀遠州】
     遠州は、江戸幕府の作事奉行として当時の桂離宮、仙洞御所、二条城、名古屋城などの建築・造園に才能を発揮しました。
     大徳寺孤篷庵、南禅寺金地院などが代表的な庭園です。
     ※龍安寺の石庭を作ったのも遠州ではないかと言われています
     また、茶道の三大茶人と呼ばれ、遠州茶道の創始者でもあります

 
 竹林の中をゆっくり歩きながら耳をすますと ウグイスのさえずりも聞こえてきます
近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町)

近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町)    この竹林も庭園の一部なのでしょうか


   約100m程でしょうか
    こういう景色の中 歩を進めていきました近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町)

  庭園の入り口です。 やっと、小堀遠州とのご対面です
  門をくぐった中には庭園をはさむように、書院と本堂がありました。
近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町) 近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町)



































庭園の中には、本格的な石積みの川もあり、せせらぎが流れていました。近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町)近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町)
上の写真は、庭園の中の遊歩道から本堂を写したものです
  
  
  書院の中に、憎らしい演出がありました。  それが、この写真です。
 
近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町)
    一見、掛軸のように見えると思いますが、座敷の中央に出窓風の障子窓(通称:書院造りといいます)が設けられており、その障子を開けると
      
       『何ということでしょう  まるで 庭の景色が掛け軸のようではありませんか』
        (テレビ番組で聞いたようなセリフですが、気にしないで下さい。)

 

 最後に、「人に教えてあげたい仏教語」という本を購入してきましたので、順次紹介したいと思います。
 普段、何気なく日常生活の中で使っている言葉の中に沢山の仏教語が使われています。
 私も、教えてあげたいな と思いましたので 本の中から厳選していくつか掲載していきます

      あきらめる(諦める)
 一般に「あきらめる」というと「しかたがないと断念する」といったマイナスの意味で用いることが多い言葉ですが、一方で「明らかに見極める」「つまびらかにする」といったプラスの言葉があるのをご存知でしょうか。
 同じ漢字の同じ言葉なのに、正反対の意味があるのは日本語の奥深いところですが、仏教語ではこの“諦”という字を「真理・さとり」の意味で用いられるそうです。
 たとえ思い通りにいかない時でも、「明らかに見極める」気持ちをもつ中で、「真理」を見つけていきたいものです。
    
    
   
   ☆☆☆今回のおまけ☆☆☆
  本来の目的地でありました<伝統的建造物群保存地区の旅 その1>で訪れました近江八幡市八幡(八幡掘り)の写真でお別れです


近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町) 近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町) 近江の名勝を訪ねて その① 教林坊(旧安土町)



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Posted by 金堂まちなみ保存会 at 23:00│Comments(0)その他
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