
2019年03月11日
春に三日の晴れ間なし‼ 、・・・・。
こんにちは!
季節は、今年も忘れることなく春の気配を運んできているようです。鶯の初音も耳にする頃となりました。
春に三日の晴れ間なし とよく言われますが、この時期、移動性高気圧と低気圧が入れ替わり日本列島を通過するため、晴れ間が続かないのだそうです。
でも、そぼ降る雨の中を伝建地区の町並や近江商人屋敷のひな人形をめぐることもまた、趣がありオツなものではないでしょうか。

<華麗な宝飾のついた冠を被った女雛 >
恒例の ‟ 商家に伝わるひな人形めぐり ” は、後10日となりましたが、皆さんはもうひな人形めぐりはお済みでしょうか。京都に近いこともあって、商人屋敷には立派な御殿作り雛が展示されていて、七段飾りのものとはまた違った王朝の雰囲気を醸し出しています。

<金堂のまちなみとひな人形をめぐるマップです>
また、4月に入ると、今度は、 ‟ 商家に伝わる武者人形めぐり ” が始まるものと思います。

<商家に伝わる武者人形めぐり(昨年のポスター)>

<ふれあいウオークで金堂まちなみを歩いてみませんか>
そうして、5月19日には、五個荘地区体育協会主催の ” ふれあいウオーク ’19 ” が実施されます。 爽やかな五月晴れのもと、歴史と伝統の町五個荘地区をウオークしてみませんか。

<冠雪している冬の霊峰伊吹山の雄姿>

<朝焼けの中に浮かぶ金堂町のシルエット>
さて、明日のお天気はどうなるでしょうね。
歩みの遅い しゃくとりむし でした。
<ご存知ですか?>

<神社石垣建設記念碑>
これは、大城神社の石垣が、昭和天皇の御大典(天皇位に就かれること)に際し、記念に造られたことを刻した碑で、大鳥居から境内に入って左側石垣、約15mほど先の石組の一つに彫られています。石には 『御大典記念 昭和五年三月 建設 氏子中』 と刻されています。
湖東流紋岩による「崩れ石積み」という工法で築かれていて、箕作山から何頭もの牛とコロで運ばれたという記録があります。石は最大約50トンもあり、安全に運べるように道路の補強、川の石橋造り等大変な経費が必要であったとあります。後日談ですが、近年、宮内庁の庭園課職員が見に来られた時、昭和天皇のお墓もこのような石で築きたかったと称賛されたという話だったそうです。

<石垣用の石はこのようにして運ばれました(大城神社所有資料より)>
Posted by 金堂まちなみ保存会 at 20:00│Comments(0)