2010年08月05日
近江の名勝を訪ねて その② 百済寺
こんにちは、農夫のホワイトです。
毎朝、イヤイヤ散歩をしている今日この頃です。
でも、稲の生育状態を確認するのが大事な日課のひとつです。
9月5日頃に刈り取りを予定しています早生品種の「キヌヒカリ」の穂(まだまだ、赤ちゃんですが)が出ていますので携帯のカメラで一枚、黄金色になるのが待ち遠しい ・・・・・
さて、今回の『近江の名勝を訪ねて その②』は、東近江市百済寺町にあります湖東三山のひとつ “百済寺(ひゃくさいじ)”に行ってきましたので、またまた庭園を含めてご紹介させていただきます。
ここに、車を止めて歩いて登ろうとしましたが、石段の先は遥か遠く ・・・
やっぱり、上の駐車場まで車で移動
やはり、こちらも観光シーズンは秋です。 この時期(特に平日でしたので)、駐車場はご覧のとおり閑散としておりました。
≪百済寺の紹介≫
百済寺は、今から1400年前の推古14年(606)に、渡来人のために聖徳太子さまが創建された近江の最古刹です。
像高2.6mの十一面観音を本尊とし、御堂は百済(くだら)の「龍雲寺」を模して創建されました。
鎌倉時代からは「天台別院」と称され、1300人が居住する巨大寺院となりましたが、惜しくも天正元年4月11日に信長の焼き討ちに遭いました。
百済寺の紅葉風景は、「日本紅葉百選」や、京都の大原三千院などと並び「近畿五大紅葉名所」の一つに選ばれています。
境内には、落葉樹:約 5,000本(カエデは1,300本)、常緑樹:約 25,000本が自生しています。
【入山料】 大人 500円、小人 300円
まずは、本堂へお参りに ・・・駐車場から本堂までは ゆっくりとした足の運びで15分程度で登れます。
駐車場から、少し登っていきますと時の流れを感じさせます古びた(立派な)仁王門が・・・
少しわかりづらいと思いますが、門の両側に仁王様が履かれたであろう大きな草鞋(わらじ)が掲げられていました。
下の写真が、本堂です。奥には釣鐘堂もありました。
平地と比べると 3 ~ 5度ほど気温が低く感じられます。
避暑地とまでは、いきませんが 涼みに行かれたらどうでしょうか
百済寺と言えば、きれいな庭園でも有名です。
色々な、角度から撮影してきましたのでご覧下さい。
今回は、これでおしまいです。 最後は、仏教語についてお勉強をしながらお別れしたいと思います。
≪人に教えてあげたい仏教語 其のⅡ≫
こんりんざい(金輪際)
仏教の世界観でいうと人間界は、頂上に帝釈天(たいしゃくてん)が住む須弥山(しゅみせん)という大きな山を中心とした一世界の、さらにほんの一部と考えられてきました。
この須弥山は地輪の上にあり、地輪の下は非常に堅固な金輪という大地、その下には水輪という水の層、その下には風輪という気体の層があり、これら全ては空輪という虚空の中にあると説かれています。
「金輪際」とは大地と水の層の接する際(きわ)のことで大地の最下底を意味していることから、打ち消しの言葉を伴って「どこまでも~ない」という意味が生まれたようです。
新しい命の息吹を感じる春の到来です。
久しぶりの訪問です❣
新幹線 Dr.Yellow last-run を撮影しました。
i獅子舞がやって来た 一月七日は人日 七草粥を食べましょう
令和7年も 正月三が日が過ぎて本格的に動きました