五個荘近江商人屋敷 藤井彦四郎邸のひな人形を紹介します。
TEN BIN BOU
<藤井彦四郎 邸 正面入り口の看板>
” 五個荘近江商人屋敷 藤井彦四郎 邸 ”
の商家に伝わるひな人形を鑑賞してきました。
宮荘(みやしょう)町出身で、スキー毛糸で知られる豪商、藤井彦四郎(ふじいひこしろう)(1876-1956)の生家で、旧宅をそっくりそのまま資料館としたものです。総面積8155.3平方メートルの中に屋敷・土蔵・展示館があります。
日常の生活の場である本屋は、倹約を身上とした近江商人らしく質素なもので、それとは対照的に客殿は、それぞれの部屋が、螺鈿細工などの高級調度品で飾られている。客殿から見える庭園は、藤井彦四郎自身の構想で作られたもので、珍石、名木を有し清水をたたえた地泉回遊式庭園で、大自然を模し野趣に富んだ雄大な作りの庭園になっています。
<客殿から見た庭園は、琵琶湖を取り組んだ雄大な造りになっています>
<庭園から見た客殿の建物>
<玄関を入ると、立派な古今雛の内裏雛が迎えてくれました>
<三組の七段組の雛段が部屋いっぱいに展示されていました>
<内裏雛>
<内裏雛のうち男雛>
<内裏雛のうち女雛>
<雛遊び(ひいなあそび)に使う細かで精巧に作られている調度品>
雛遊びとは、雛人形やその調度品を飾り、供え物をしたりして遊ぶことだそうです。
<雛段の中には、このように家来の役人が車座で食事をしている面白いのも>
<七段雛の最上段に坐する古今雛の内裏雛 女雛>
<七段雛の最上段に坐する古今雛の内裏雛 男雛>
<客殿前の廊下と庭園を眺める>
ゆっくりと時間をかけて、雛人形や壮大な庭園を鑑賞すれば、日頃の雑念も失せることでしょう。
歩みの遅い しゃくとりむし でした。
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