こんにちは!
昨日(13日)は成人の日。東近江市では前日の12日に、市主催の成人式が行われ、毎年恒例の「新成人による大凧揚げ」が聖徳中学校グラウンドで実施されたようです。誕生した成人は、男子673人、女性654人、計1327人の皆さんです。
<聖徳中学校グラウンドに集まった成人の皆さん (スマイルネットTV画面より)>
新年を迎え、一月は各種団体とも活動のスタート等により、行事が目白押しの様子です。11日(土)、私は能登川神郷町の乎加(おか)神社へ滋賀県神社庁神崎支部の新年祭に出席してきました。
乎加神社は、神社庁の資料によると、「御祭神は 豊岡姫命 白山比咩神 允恭天皇の皇妃衣通姫の祈願奉請によって鎮祭されたものと伝えられ、延喜式小社に列している。
天智天皇より神領を賜はり、嵯峨天皇は神宮寺を建てられ社寺領三百石を賜ったという。江戸時代には太田氏の崇敬篤く、社殿造営のことがあった。大正5年県社に加列する。」とありました。
<乎加神社の本殿>
この本殿の一部には、明治時代の伊勢神宮の式年遷宮による旧社殿の柱等が下賜され、その修理に用いられているそうです。
<乎加神社拝殿から本殿を望む>
乎加神社本殿を前にして、9名の神社総代と16名の神社宮司により、今年1年の安寧と繁栄を祈願いたしました。
その後、1月26日(日)実施の伊勢皇大神宮初詣についての確認等があり、直会に入りました。
平成から令和へと新天皇が皇位継承されての初の伊勢神宮初詣は、相当の混雑が予想されることでしょう。
稲作を中心とした農業をもとに栄えてきた日本の国は、古来から年の初めにあたって、神社では、穀物の豊穣を祈るとともに、国の安泰を祈る祭礼が行われてきましたが、さらに諸産業の繁栄等も祈る新年祭の祭礼行事として今日に至っています。
<「餅花」を頂きました>
この「餅花」は、日本各地に伝わる縁起の良い飾り物で、ヤナギ・ヌルデ・エノキ・ミズキなどの木の枝に、紅白の餅や団子を小さく丸めてつけて作られます。1月15日の小正月は、この「餅花」を飾ることから「花正月」とも呼ばれています。
正確な始まりは不明ですが、江戸時代頃には盛んに飾られるようになったそうです。小正月が終わった後は、「餅花」を焼いて食べると1年間無病息災でいられると言われているそうです。
さて、今年も
『商家に伝わる ひな人形めぐり』が後1カ月足らずまで近づいてきました。開催期間は
2月8日(土)~3月15日(日) 但し2月12日、17日、25日、3月9日は、お休みを頂きます。
<『商家に伝わる ひな人形めぐり』のパンフです>
今年は、金堂町を含む市内の9カ所で特色あるひな人形が展示されることになっています。近江商人屋敷 外村 繁邸では、人間雛絵巻まつりが2月29日、3月1日に、2月23日、24日には三中井百貨店本部「旧中江勝治郎邸」屋敷の一部の特別公開がされることになっています。
また、現在、近江商人屋敷中江準五郎邸では、人形師東之湖さん制作による新たに天皇陛下が即位された「即位礼正殿の儀」の衣装をモチーフにした即位雛や大嘗祭をイメージした「令和雛」が展示されています。
<即位礼正殿の儀を再現した「即位雛」>
<大嘗祭の束帯をモチーフにして作成された「令和雛」>
昨日、準五郎邸にて撮影いたしました。新天皇として、一度限りの皇室行事の宮中祭祀を雛に表現されたものとして、是非とも必見に値するものですね。是非ともお訪ねになってください。この特別展は、3月15日まで中江準五郎邸で展示されています。
歩みの遅い しゃくとりむし でした。